2013年3月26日火曜日

古土のリサイクルと金魚草の植え付け

普段はあまり使用済みの土を再生させて使うことはしないのですが、以前の記事で再生させた土で植えたチューリップがしっかり芽を出したことと、大きめのコンテナ2つ分の土があることもあり、土をリサイクルしてみることにしました。

こちらが去年、コスモスを植えていたコンテナ。
古い土が入ったコンテナ
古い土が入ったコンテナ



左は震災前は金の成る木が植えてありました。
右は野菜用のコンテナでどちらも深く、リサイクルしてもいいかな?と思える十分な量です。

リサイクルの方法ですが、いつも読んでいるこの本には標準的なリサイクル方法が書いてあります。

つまり、古土をふるいにかけた後、熱湯と日光で消毒してリサイクル材を混ぜる方法です。
もっと簡単な方法として、リサイクル材を混ぜるだけの方法も書いてあります。
しかし、日光消毒するにはまだ寒いのと、土の量が多いために熱湯を用意するのが大変なので、日光と風にさらして、乾燥させて使うことにしました。

1・ふるいにかける
最初にふるいにかけて余分な根などを取り除きます。
使うのは網が3種類付いている園芸用のふるい。便利ですので持ってないかたはぜひどうぞ。


まずは一番大きい目でふるいにかけて、赤玉土の大きい粒をより分けるとともに、根などを取り除きます。
次に、ふるいにかけて下から落ちた土を次は2番めに大きい網でふるいにかけて、みじんや1回めで取りきれなかった根などを取り除きます。
ならば最初から2番めの網を使えばと思うでしょうが、ふるいにかける回数を増やすことでできるだけ根を取り除きたいというのがあります。
園芸に使えるのはこの2番めの網でふるいにかけた土までだと思います。それより細かいのは水をかけると泥になってしまうので、水はけが悪くなります。
最後に、1回めと2回めでより分けた土(古いの中に残った土)を合わせてもう1回、2番めの網でふるいにかけて出来る限り根を取り除きます。
茶色のコンテナの土をふるいにかけ終わったものががこちら。

ふるいにかけた古土
ふるいにかけた古土

左奥がより分けけた土。これをリサイクルします。
右奥がふるいの目を通ったみじんなど細かい土。残念ながこれは処分します。
手前にあるのが取り除いた根です。
ちなみに土が入っているのが100円ショップで買ったおおきなプラスチックのたらい。
土をブレンドしたりするのに重宝しています。

2・乾燥させる
ふるいにかけた土を広げて乾燥させます。
熱湯や日光による消毒をしないため、ふるいにかける段階で執拗に根を取り除いたわけです。
新聞紙に広げたものがこちら。
乾燥させている古土
乾燥させている古土

これをこのまま放っておき、2、3日したら上下を返してさらに乾燥させます。
3・リサイクル材を混ぜて植えつける
乾燥が終わった土にリサイクル材を混ぜた後、通常の赤玉土のように腐葉土などを混ぜて植え付けます。
今回、使用したリサイクル材です。
一袋でプランター1個分なので見当をつけて2袋買いました。
先ほどの園芸入門の本には、リサイクルするとは有機物を6割ほどと多めに入れるとあります。
今回は腐葉土の代わりにバーク堆肥を主に使っている培養土を使いました。
そこに、元肥としてマイガーデン元肥用を入れて、金魚草を植え付けました。
リサイクルした土に植えつけた金魚草
リサイクルした土に植えつけた金魚草
もう少しリサイクルした土があるので、次回は別の花を植え付けたいと思います。

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